楽譜を読むために!
先日 レッスンをしていて ハッと 気付いたのですが、
年中さんのYちゃんは 指がしっかりしていて ピアノを弾くのは 本当にじょうず。 確実な音を出して弾くので 誰が聴いても 納得の音が出せます。
でも 読譜が ちょっと 苦手
今は 楽譜を読むことを 主眼に レッスンしています。楽譜が難なく読めれば かなり 難しい曲も 弾けるはずです。
そのYちゃんが レッスンで私と一緒に 譜面を見ながら 弾いて行くわけですが Yちゃんは 途中から 譜面でなく 鍵盤の方に 目が行ってしまうのです!
それだと 譜を目で追っていたのに 譜から目が逸れて また 戻すとき どうしても譜読みがしにくくなります。
ずっと 譜のことだけ 考えてもらいたいのに 鍵盤も見ていれば 譜に集中できません。 それに 鍵盤は見る必要が 全くないのです。
それで 鍵盤を見るのを防ぐため 手の上に 私が本を持って 鍵盤が見えなくするように してみました。 こうすると 譜に集中できます。
そのあと まだ レッスンがなくて 効果の程はわかりません。 まだ 一回やってみただけです。 でも 譜読みが 少しでも 向上していれば と期待しています。
小さい生徒の譜読みは 本当に 個人差が 大きいです。
譜と奏法は 同時進行で 進めますが その時 その生徒が どちらも 同様に吸収していくとは限りません。
ほとんどの生徒は 音を出すのは 本当に じょうずに 出せるようになります。 これは 今までの生徒100% しっかりした音が出せています。
このことは 私が ピアノ教室をやっていて 本当に 一番の誇りにしていいことかな と思っています。
でも 譜読みは 個人差が 大きくて 追いて来てこられれば だんだん 難しい曲にも 挑戦できますが 譜読みで つかえていれば 指の動きはよくても より高度のものにチャレンジするのは ちょっとやりにくくなります。
譜が読めれば もっと 弾けるのに!
スズキメソードのように まるで 楽譜を読ませず 覚えて弾くやり方も あります。 「字が読めなくとも 言葉は しゃべれる!」 方式で
でも これにも 限界があると思います。
ちょっと 先日の鍵盤を隠すやり方が その子に効果があるか 期待して 様子を見ることにしたいです。
まあ もう少し 大きくなれば みんな 字が読めるようになるのと同じように 楽譜だって 読めるようになることとは思います。 でも せっかく ピアノを習っているのだから いま すらすら読めるようになって ピアノそのものの「うで」が上がるように してあげたい です。
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湯川ピアノ教室
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