曲の弾き始めのテンポは？

2017/08/31

　曲の弾き始めのテンポの取り方って　ちょっと　崩れ易いですね！
　曲のテンポは　最初の音と次の音との時間で　決まります。　この間の取り方がきちんとしていないと　スムーズな始まりにはなりません。
　とりあえず　例えば　最初はドで　次は　ソだから　ドソ　と　何気なくひくと　？　になることが　あります。
　つまり　出始めのテンポと曲が動き出してからのテンポがチグハグ　になる場合が　かなりあります。
　これは　演奏者が　弾き始める前に　曲のテンポをしっかり頭で把握せず　カウントを取らないせいで　起こることです。
　何回か　生徒たちに　指摘して　注意したことがあります。
　でも　いつもではありません。
　自分でも　あまり　気付かずにいたのですが　レッスン時　テンポを決めているのは　私です。　
　「さんはい」　と言って　弾かせ始めることが多く　その「さんはい」で　テンポが決まります。
　他には　１と２と３と４と　　のように　カウントを取ってから　弾き始めを促します。　「さんはい」　では　２拍分をカウントしたことになります。
　こういうように　始めれば　初めからテンポが崩れたりせず　調子よく　曲がながれて行きます。
　普段は　このやり方でやるので　何も　不都合はなかったのですが　　最初にこちらが　何も言わずに　生徒が弾き始めるとき　テンポが　乱れる場合があります。
　曲を弾き始める時は　必ず　カウントを取って　自分で　テンポを決めてから　弾き始めなければなりません。
　私自身　レッスン時に　時間がカウントを取っていることに意識がなくて　ゆっくり弾かせたい　とか　もっと速く弾かせたい　の都合で　テンポカウントをきめていたので　決めていれば　生徒は　そのテンポで　最初から調子よく弾けるのですが　テンポを生徒自身が決めて弾く場合は　きちんと　カウントしてから弾き始めるよう　はっきり言うようにしないといけないことが　しっかりわかりました。　常時　それをレッスン時に　繰り返し繰り返し言っていかなければならないことと　認識できてよかったと思います。