手振れ防止のための音形
先日より 懸案だった 手振れ防止のための音形 考案しました。
1と5の指を交互に何度も動かす場合 つまり 1と5のトレモロを弾くとき 指が動くのではなく 手首をまわすようにして弾くのは ちゃんと弾いていることになりません。手首は平らのまま 1と5の指が 独立してそれぞれ打鍵しないとなりません。
それの訓練のための音形をずっと考えて来ましたが これなら その訓練に使えるかな というのが できました。
1と2と5を使って弾きます。
1と2で レドレドを繰り返しますが その時5でソを押さえたままで弾きます。 これで ソを支えにして 1の指が2を交代で弾くことで 独自に動くように訓練します。 この時 1は 絶対に指先だけが 鍵盤に触るようにします。第一関節までが全部鍵盤にべったりさわって弾くのは 訓練になりません。 その後 5の支えをはずして 5151のトレモロを 前の2121の手の形を崩さないように注意しながら 弾きます。
1515の動きを訓練するなら 1と5の指だけやればよいと思われがちですが それだけでは 正確に弾けるようになる助けになりにくいです。 他の指の助けも借りて 手の形と動きをいい状態に持ってきてから その状態を維持できるよう 注意しながら訓練するのがいいと思います。
親指の第一関節までべったり鍵盤に押し付けて弾く人は かなり多いです。 まず そこから 直さないと じょうずなタッチで弾けるようになりません。
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湯川ピアノ教室
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